借金の時効を狙うために夜逃げします

借金の時効を狙うために夜逃げします

「借金の時効を狙う為の夜逃げをしようと思うんだ・・・」

こんな相談を受けた方はなかなかいらっしゃらないでしょう。

 

そもそも夜逃げを決断される方ですから、それなりの覚悟を持っての行動かと思いますが、借金の時効を狙った夜逃げを現在検討中の方、または時効援用を狙った夜逃げの真っ最中と言う方に一言・・・。

 

無理です

 

今のご時世、マイナンバーカードが発行されている事からも分かるように、超可視化社会です。

 

整形や身分証、身分証明書などを偽造し、余程身分を隠しながら生きていくか、誰かに匿ってもらうような生活でもしない限りは時効を迎える事は非常に困難です。

 

中には時効を迎えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、それは並大抵の確率では無く、刑事事件ですら全体の犯罪数の時効を迎える確率は非常に低い数値です。

 

報道されるものは余程被害の内容が酷く、話題に挙がった事件を取り上げられているものですが、そんなしょっちゅう報道される事はありませんよね。

 

時効の成立はお金を貸したことがある方なら当然、「返してもらうべきものであり、何なら利子を貰ったり感謝されるくらい当たり前」として根に持つものです。

 

お金を貸したことが無い方でも、自分のお金を快く貸せるほど日本の経済環境は良いものではありません。

 

既に、当サイトにおきまして借金の時効が成立する事があるか否かについては述べていますが、これは法律で確かに借金の時効について決まりがあるものの、実際にそれが世の中で当たり前に行われているのかと言いますと、こちらも全く違います。

 

残念ながら住所変更等だけでは、債権者の援用を回避しているとは言えないものであり、債権者が援用を履行していれば、その分だけ時効成立までの日にちも延長される事になるのですから、夜逃げそのものが意味を成しません。

 

つまり、借金の時効を目的とした夜逃げは止めるべきなのです。

 

夜逃げをすれば精神を削る生活となりますが、この世の中は経済的弱者を救済するための法的な手続きが各種用意されています。

 

自殺と借金の因果関係は非常に強いのですが、実は借金をしたところで借金の援用を請け負う弁護士や司法書士がいるように、借金問題を解決する、つまり債務整理をしてくれる方々がいるのです。

 

これを活用しない手立ては有りませんが、債権者にとっては非常に頭の痛い話ではありますが、生きていれば返済が出来る機会だってありますし、借りておいて申し訳ないという気持ちがあるなら、夜逃げなどしないで恩を返していく気持ちを忘れずに生活をしましょう。